院長ブログ
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石炭の炎
2012.08.28 | 院長ブログ
8月26日、京都駅のホームに、
通常は梅小路に“動態保存”されている、
SL(C56)が来るということで見学してきました。
その時に石炭が燃えている炎を見て、思いました。
石炭や石油、その他化石燃料は、
地球温暖化の原因とされる温室効果のあるガスやその他の有害物質を排出する代表ですが、
あの3.11以降、現在も収束していない原発からの放射能による環境汚染を考えると、
SLが排出するガスが自然界に与える影響なんて・・・などと考えてしまいました。
ニュースによると、北極の氷の面積が最小になったと。
最近の猛暑、ゲリラ豪雨などと関係していると思わざるをえません。
私達が各自で今できることは、
できる限り節電するなど、これまでの無駄な消費を少しでも減らし、
温暖化や環境汚染に関与する物質が最小限になる生活を心がけ、
かつ、環境にやさしいエネルギーの早急な開発に協力することくらいでしょうか?。
いずれにせよ、私達人間に与えられた時間はごくわずかです。
「会話をすると咳がでます」
咳が長引く患者さんの中に、
「しゃべると咳がでます」
という方があります。
ぜんそくや咳ぜんそくの症状は、
主に夜寝る前から明け方にかけて悪くなることが多いのですが、
日中・夜間問わず、
会話や大声を出す、笑う、歌うなどがきっかけとなり、
咳が悪くなる場合もあります。
原因は人によって違いますが、
過敏になっている気管支に出入りする空気が多くなることや、
会話などをする環境に、
ほこり等が多い、
換気が悪い、
エアコン、
ストレス、
(受動)喫煙、
など様々な因子の関与が考えられます。
一番つらいのは咳をしている本人なのですが、
周りの一緒に生活・仕事などをしている方が不安になっている場合があります。
一部のまれな疾患や重症のぜんそくを除き、
適切な診断・治療を行うことで症状は改善します。
思いあたることがあれば医師にご相談ください。