院長ブログ
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UNTIL THE DAY COMES
先週末、連休ということもあり、
京都市内各地は紅葉を楽しみに多くの方で賑わっていました。
週が開けると、連休疲れや、かぜ、低気圧(雨)などの影響で、
ぜんそくや咳ぜんそくの悪化した方も多かったようです。
来院された方には、長時間お待ちいただき申し訳ありませんでした。
最近、医療に関するネガティブなニュースが後を絶ちません。
また、
医療を題材にした、
批判することで、決して学術的とは言えない、営利目的とも思われる書籍が飛ぶように売れ、
病院などをあり得ない設定の映画やドラマの大ヒット、高視聴率が続いています。
11月22日公開の、
「救いたい(UNTIL THE DAY COMES)」
という映画を観てきました。
この作品は、もちろん「映画」であり、
フィクションではありますが、
医療を真面目に行っている日本全国の医療従事者の方、
そしてそれに関わるすべての人々に、
勇気を与えてくれる作品だと思いました。
滅多に買わないパンフレットを購入して読んでみると、
ある方が、登場人物全ての方についてこう評していました。
「みんな切ないほどいとおしい日本人」。
この映画には、
選び抜かれた俳優人だけでなく、
東日本大震災により被災された多くの方、
PTSDに細心の注意が必要な自衛隊員の方などが、
エキストラとして 多く参加されたそうです。
2014年、
9月27日には衝撃的な御嶽山の噴火、
11月22日には長野で大きな地震、
一昨日には阿蘇山の噴火が始まりました。
それを無視するかのように、
老朽化した発電機が再稼働されようとしています。
こんなに「心の美しい国」の人々が、
再び、
放射能汚染により取り返しのつかないダメージを受けないよう、
心から祈ります。