院長ブログ
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データを蓄積するということ
京都市内は梅雨明け後、猛暑日が続いています。
毎日、当たり前のように見ているテレビ等の天気予報で、
京都の最高気温は、周辺の他府県より1-2℃ほど高い印象があります。
そもそも、公表されている京都市の気温は、
どのような場所・機器で測定されているのでしょうか?。
これは確認しないと?!。
ということで、診療の合間に、
京都地方気象台を緊急取材(?)してきました。
職員の方にはお忙しいところを突然お邪魔し、
大変申し訳なかったのですが(これからは事前に連絡させていただきます・・・)、
気温、湿度、雨量などを実際に測定している場所(環境)、機器を、
本当に親切に見せていただき、詳しく説明までしていただきました。
気象情報官の方が、一番強調されていたのは、
毎日、休むことなく、データをとり、記録・蓄積する、
コツコツ100年以上継続しておられる、
これが最も重要ということでした。
今、世界中が、人間による環境破壊の関与が疑われる、
異常気象に伴う災害に襲われています。
過去と現在で、様々なデータがどう変化しているのか、
私達の日々行っていることで何が環境に悪影響を与えるのか、
いろいろと考えさせられました。
今、日本に台風が2つ連続で接近しています。
喘息や長引く咳は、このような時に悪化する方も多いのでご注意ください。
突然の豪雨には大活躍する雨量計、あまりお世話になりたくないですが・・・。