院長ブログ
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「人々のこころと体を守るために」
今年は例年より3週間ほど早く、
全国的にインフルエンザの流行が始まりました。
当院でも日に日に、インフルエンザA型の確定する方、または疑いの方、
そして、かぜが治った後の咳やぜんそくの長引く(悪化する)方の来院が増えてきました。
皆さんも外出時のマスク、
帰宅時の手洗い、うがい等、感染予防だけでなく、
難しいことはわかっていながらあえて書きますが、
とにかく疲れて免疫能が下がらないようご注意ください。
週末、公開になった映画、
「ベイマックス」を早速観てきました。
映画の予告編にはこんなシーンがあります。
主人公の少年ヒロと初めて出会った時、ベイマックスはこう自己紹介します。
「こんにちは。私はベイマックス。人々のこころと体を守るためにタダシ(ヒロの兄)が私を作りました。」
予告編以上の内容は、これからご覧になる方にネタバレするのでコメントを控えます。
日々、医療に従事していますが、
常に心がけようと努力していることがあります。
100%の医療の実現などは無理とわかっていても、
理想とする医療に少しでも近づくために、
毎日、自分自身がベストを尽くしているか、
自問自答を繰り返し、
2014年もあっという間に12月下旬になってしましました。
ベイマックスは、まさに究極の、理想の「医療」従事ロボットです。
アニメーションではありますが、
真面目で誠実、
おせっかいなほど一途に、
目の前のこころと体の傷ついた人をケアする。
医師として、
そしてひとりの人間として、
学ぶことの多いケア・ロボットでした。
少しでも、ベイマックスに近づけるような医療を目指し、
2015年を迎えたいと思います。