院長ブログ
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「事件は現場で・・・」
週末映画館に行く機会がありました。
「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ。」
という名セリフのある映画です。
もちろん映画ですので、
ありえないことも起こりまくり(だから面白いのですが・・・)、
賛否両論あると思いますが、
長年同じ配役、似たようなストーリーで人気が続く理由は、
やはりこのセリフに集約されていると思います。
皆さんも、ほぼ毎日、
日常、職場や色々な場面で、
「どうしてこの状況が〇〇に伝わらないのか」
と憤りながら生活されていると思います。
医療に関して言うと、
病気もしたことなければ、
医療に携わったことがないような方が、
重要なシステムを考えたり、決定されることがあります。
でも反対に、日々真剣にシステムづくりに関わっている人からすると、
「この苦労がわかるのか?」
と思われることでしょう。
このギャップの中で、私たち医療従事者が、
「現場」で患者さんに何ができるか、
日々、さらにできることがないか、考えていこうと思います。
週末、イングランド・プレミアリーグでは、
吉田選手はDFとして、初の先発フル出場してサウサンプトンの初勝利に貢献、
香川真司選手はトップ下で先発し、同点弾のアシストをしました。
ドイツ・ブンデスリーガリーがでは、
フランクフルトの乾貴士選手が、
清武弘嗣選手のニュルンベルクにアウェイで豪快に決勝ゴール、
チームの4連勝に貢献しました。
選手の方には私達にはわからない海外で、「現場」の苦労があると思いますが、
ぜひこれからも私達サッカーファンを勇気づけてほしいです。
「すっきり咳が止まらないです」
2012.09.24 | 治療・吸入
初診の方、再診の方を問わず、
「すっきり咳が止まらないです」
と来院時に教えていただくことがあります。
初診の方は、
「かぜは治ったのですが・・・」
あるいは
「熱もないのに・・・」
「何か悪い病気では?・・・」
「心配している人がいる(他人の視線を感じる)・・・」
などという理由が受診のきっかけになるようです。
既に何らかの治療を行っている再診の方の場合、
ある程度良くなったものの、
「すっきり咳が止まらない」、
すなわち“完治”していないと言い換えることができ、
その方によって違うのですが、何か理由があるはずです。
「どうせ治らない」と最初からあきらめず、
適切に診断・治療し、
どこまで改善するか(咳が止まるか)を確認するのが重要です。