ぜんそくコラム
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「妊娠しているのですが、ぜんそくの薬はどうしたらいいですか?」
2012.05.22 | ぜんそくコラム
ぜんそくの方が妊娠されると、
1/3の方は改善、
1/3の方は悪化、
1/3の方は変わらない、
という報告があります。
最も重要なことは、
薬が胎児に与える影響を心配しすぎることで、“適切な”治療が不十分になり、
コンコンと咳が出たり、ゼイゼイ息苦しくなっているのにがまんしている状態(ぜんそくの悪化)のほうが、
胎児にとって(もちろんお母さんにも)はるかに悪いということです。
ただし、“適切な”治療が行われているかどうかは、
患者さんによっても違うと思いますのでご注意ください。