咳とぜんそくコラム

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COLUMNコラム

電車やバスなどの公共交通機関に乗った時に、

 

「エアコン効きすぎ」

 

と思ったことはないですか?。

 

 

京都の夏は暑く、冬は寒いので、

夏の日中は、

外気温が35-40℃、

車内や室内が25-27℃、

冬になると、

外気温が2-10℃、

車内や室内が23-25℃位に

なっていることが多いです。

 

電車やバスから、

乗車・降車することで、

-10℃~+10℃位一瞬で変化しますので、

これが(咳)喘息を悪化させます。

 

5時間で3℃気温が下がるだけで、ぜんそくは悪化するとの報告もあり、

一瞬で10℃前後の低下はかなり気管支には負担になると考えられますので、

咳や呼吸困難を感じるのはやむをえません。

 

また、

エアコンなどが関係する温度以外にも、

交通手段に乗る前の歩行(運動)、

乗ってからの車内のホコリなども、

悪化の原因になります。

 

思いあたる方は、

服装に気をつけたり、

マスクを上手く利用したりして予防できることもありますが、

症状のひどい方は、適切な診断・治療をおすすめします。