院長ブログ
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「吸入で咳や息切れは良くなりましたが、声が出にくいです」
2012.06.12 | サッカー
吸入治療を毎日真面目に行っている方の一部はやむをえず、
“声がかれる”、“声が出にくい”などの症状がでることがあります。
命に支障はないものの、声に関するトラブルはないほうが良いです。
解消法はいくつかありますが、例えば、
①吸入方法を再確認する
①-1)吸う力が弱かったり、浅かったりすると、のど(声帯)に薬剤が残ってしまいます。
そういう時は、少し、速く・深く吸うことで改善することがあります。
①-2)吸う(吸入器を押す)タイミングを再確認する、
少しタイミングがずれている方があります。
②薬剤を変更する、あるいは吸入補助具を使う
②-1)パウダー式のものを使用されている方は、
粒子の細かいものに変更する、
MDI(スプレー式)に変更する、
②-2)スプレー式を使用されている方は、
吸入補助器具(スペーサー)を使用する、
などです。
せっかく治りかけているのに、
声が原因で治療を中止するのはもったいないです。
何か工夫がないか、考えてみてはどうでしょう?。
今日は一日雨でした。
ブリスベンの天気予報は、雨のち晴れ。
そうです。
日本対オーストラリア、今夜キックオフです。
私は朝からブルーのシャツを白衣の下に着て診療です。
大事な試合の日は、そこまでします。
アジアカップ決勝、延長で劇的なゴールを日本に決められ、
先日のオマーン戦では引き分けたオーストラリアは、
ホームで全力プレーしてくるはずです。
ドイツのW杯で、日本は後半残り10分で1-0から3点取られて完敗しました。