院長ブログ
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短冊への想い
昨日は七月七日、七夕でした。
残念ながら “天の川” は見えませんでしたが、
偶然?上がった京都タワーの上から、
初めて夜景を見て、心打たれました。
皆さんご存知のように、
京都は景観の問題等から建築物には高さ制限があります。
特例の京都タワーは、市内のほぼ中央にあり、
360度、夜景が楽しめる数少ない観光(夜景)スポットです。
地元の人間ほど、京都タワーは上がらないものですが、
普段、夜景など見ない私には十二分に満足できる美しい景色でした。
展望室には笹の葉とともに、
自由に記入し、ぶら下げることのできる短冊がありました。
短冊に何か願い事を書く時、
多くの人は、
「(自分が)〇〇になりますように」
と自分の目標や幸せについて書くことが多いと思います。
ただ、この極端な “個” の時代に生まれたにもかかわらず、
子供の字で、
「みんなが幸せになりますように」
「世界が平和になりますように」
などとといったコメントを、数は少ないですが見つけました。
私より若い、将来を背負う子供たちのためにも、
日々、コツコツと、今の私にできる診療に、
全力で取り組もうと、改めて思った1日でした。