院長ブログ
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大晦日に
大晦日と言えば、
紅白歌合戦。
天童よしみさんの亡くなった方を想いながらの魂のこもった歌声、
神田沙也加さんとイディナ•メンゼルさんのNYからの生中継、
椎名林檎さんの最近元気のない日本への応援歌、
長渕剛さんからのメッセージ、
変わることなく歌で心揺さぶる中島みゆきさん、
昨年から紅白の主役?になった美輪明宏さんの一人舞台、
初めてトリを務めた松田聖子さん、
紅白以外ではなかなか聴けない「ふるさと」、
皆さんはどの場面が印象に残ったでしょうか。
2014年もあと数分となりました。
多くの皆さんにサポートしていただき、
今年も無事1年を終えることができました。
本当にありがとうございました。
この1年、皆さんも色々なことがあったことと思います。
毎日診療をしていると、
診察室に入って来られる方から思いもかけない報告や、
相談を受ける機会があります。
その都度、
皆さんの「気持ち」に最も近づけるよう、
頭の中をフル回転させて、
お話する「言葉」のひとつひとつを慎重に選んで、
ベストを尽くしているのですが、
毎年、
毎月、
毎日のように、
「あの時、こう言えば良かった」
「あんな事は言わなければ(しなければ)良かった」
と思うことの繰り返しです。
世の中が便利になればなるほど、
医療機器や薬剤の種類が増え、
医療が複雑になればなるほど、
ひとの「こころ」が置き去りにされ、
モノや誤った情報の洪水、
社会に振り回されるようになっているような気がします。
どうしてもそこに一石を投じたいと、
毎日考えながら生活、診療をしています。
2015年も、
皆さんの笑顔の数がひとつでも増えるように、
日々、最善を尽くしていこうと思います。
そして、
数少ないブログのリピーターの方、
来年もよろしくお願いいたします。