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ドーハの悲劇と歓喜

2016.01.27 | 院長ブログ,サッカー

最近、急激な気温の低下により、

 

多くの方がかぜをひいたり、

 

喘息や長引く咳が悪化したようです。

 

 

気温や湿度、感染予防、エアコンの管理など、

 

冬には気をつけないといけないことが多いですね。

 

 

 

話が変わりますが、

 

1993年10月28日、

 

カタール、ドーハで、

 

アメリカW杯アジア最終予選のラストマッチ、

 

イラクに勝てば、日本W杯初出場!という試合が行われました。

 

 

神戸のS病院で研修医2年目として勤務していた私は、

 

病院の前にある医員宿舎の1人部屋に住んでいたため、

 

先輩ドクター3人(T野先生、Y田先生、U田先生)に、

 

夜中に押しかけられ(?)、

 

ワイワイ好き勝手なことを言いながら、みんなで応援していました。

 

 

結果は、皆さんご存知の通り…、

 

終了まであとわずか、後半のロスタイム、

 

イラクのコーナーキックから、

 

あっけなく同点ゴールを決められ、

 

日本代表は、W杯初出場を、あと数分、というところで逃してしまい、

 

後に「ドーハの悲劇」として、

 

後世に語り継がれることになりました。

 

 

大人の男4人で、

 

呆然とイラクの選手のヘディングがゴールに決まるのを、

 

医員宿舎の狭い部屋で観たことは、

 

一生忘れられない思い出となりました。

 

 

 

時は流れ、2016年1月26日(現地時間)、

 

U-23日本代表は、

 

またもドーハで、

 

勝てばリオデジャネイロ五輪出場決定、という試合が行われました。

 

 

対戦相手も同じイラク、

 

嫌な予感を感じると同時に、

 

過去のネガティブな思い出を払拭する絶好のチャンスです。

 

 

試合はフィジカルの強いイラクにかなり押される展開でしたが、

 

前半、FW久保選手が先制ゴール!、

 

少しホッとしました。

 

 

が、

 

 

それもつかの間、

 

前半終了直前、

 

イラクコーナーキックからのこぼれ球を押し込まれ、

 

嫌な時間に同点…。

 

 

またか…、

 

嫌な予感…(完全にトラウマです)。

 

 

そして後半も、かなり押し込まれる展開、

 

日本に得点の入りそうな予感は乏しく、

 

イラクの攻撃は激しさを増してきました。

 

 

このまま延長?…、

 

PKなんて最悪…、

 

そう思いつつ、後半アディショルタイムへ突入。

 

 

すると、後半48分、

 

日本の右サイドからのクロスをはじいたイラクのGKからのこぼれ球を、

 

見事なボレーシュート!!。

 

 

1人でTV観戦していた私は、

 

夜中0時を過ぎているというのに、思わず

 

「○△□○△□!!!」

 

何とも言えない叫び声をあげてしまいました…(近所の方すいません)。

 

 

前評判はかなり悪かったですが、

 

そのプレッシャーをはねのけて、

 

劇的な結末で、

 

リオデジャネイル五輪出場を決めてくれました。

 

 

先制ゴールの久保選手、

 

決勝ゴールの原川選手、

 

共に、「元」京都サンガの選手です!(ちょっと複雑…)。

 

 

サッカーのレベルの高い国では、

 

多くの五輪選手(23才未満)が、

 

A代表のレギュラーになっていますよね。

 

 

どんどん割り込んで、A代表のメンバーに入ってほしいです。

 

 

でも、その前に、決勝では韓国に勝って優勝を!、

 

そして、五輪でもメダルを!、

 

期待しています!!。

 

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