ぜんそくコラム
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かぜ薬、痛み止め、熱を下げる薬でおこるぜんそく発作
2012.08.02 | (咳)ぜんそく,長引く咳,かぜ
タグ : ぜんそく , 咳ぜんそく , かぜ , 解熱鎮痛薬 , かぜ薬
成人のぜんそくの約 10% の方は、
アスピリン様の薬効を持つ薬(※)の
内服、注射、坐薬の使用直後から1時間以内にぜんそく発作をおこすという報告があります。
※とは
①かぜ薬(医療機関で処方されたもの、市販のもの両方)、
②痛み止め、
③熱を下げる薬
などの非ステロイド性抗炎症薬のことで、
必ずしも “アスピリン” だけが原因ではありません。
既にぜんそくや咳ぜんそくと診断されている方、
診断されたことがある方は、
かぜ薬や痛み止め、解熱薬などを安易に自己判断で飲まないことが大事です。
また、万が一知らずに、またはやむをえず内服し、急に発作が悪化した場合は、
重篤な発作になる可能性がありますので、
急に息が苦しくなった場合は迷わず救急外来のある病院への受診(または119番)を考えてください。