咳とぜんそくコラム

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COLUMNコラム

「妊娠しているのですが、ぜんそくの薬はどうしたらいいですか?」

ぜんそくの方が妊娠されると、

1/3の方は改善、

1/3の方は悪化、

1/3の方は変わらない、

という報告があります。

 

最も重要なことは、

薬が胎児に与える影響を心配しすぎることで、“適切な”治療が不十分になり、

コンコンと咳が出たり、ゼイゼイ息苦しくなっているのにがまんしている状態(ぜんそくの悪化)のほうが、

胎児にとって(もちろんお母さんにも)はるかに悪いということです。

 

ただし、“適切な”治療が行われているかどうかは、

患者さんによっても違うと思いますのでご注意ください。

 

 

梅雨が近づいてきましたね。
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