院長ブログ
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「ちゃんと治したいので来ました」
2012.06.29 | サッカー
初診の方の中に、時々ですが、
「ちゃんと治したいです」
と正直に教えてくださる方があります。
ぜんそくや咳ぜんそくなどと診断されているのですが、
慢性の疾患であること、
吸入の方法や回数、タイミングが上手くいっていない(説明書を読んで、一人ででなんとなく治療している)方、
やむをえない重症の方、
天候、疲労、ストレス、
など、状況はその方によって違いますが、
症状があまり良くならない、または改善が遅いため、
何か煮え切らない思いで来院されます。
咳や息苦しさが続く方は、我慢せずに正直に自分の思いを担当医に伝えてください。
仕方ないとあきらめる前に、何かできることがないか考えてみましょう。
EURO 2012 の始まる前の6月7日に発売された、
Number という雑誌の表紙に、
「対抗馬はイタリア」と。
脳梗塞に倒れ、やむなく日本代表監督を辞めざるを得なかった、
イビチャ・オシム監督のインタビューです。
この取材の時点で、オシムはスペインの次に強いのはイタリアと分析していたのです。
その根拠を読み直しましたが、
さすが!!と言わざるを得ません。
彼は71歳で、脳梗塞後で、体調を考慮し監督業はしてませんが、
頭の中はまだまだ現役です。
これからも私達日本人に色々と教えてください!。
そして、決勝のスペイン vs イタリアが歴史に残る名勝負になることを期待します!!。