院長ブログ
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姿見ず
2012.12.13 | 釣り
「姿見ず」という言葉をご存知でしょうか?。
釣りをしている方は、少なからず(やむをえず)遭遇する状況です。
魚の種類や大きさに関わらず、
一度針にかけながら、その姿を見ることもできず取り逃がしてしまう状況です。
最近ですが、私がよく訪れるダム湖での出来事です。
いつものようにスプーンという疑似餌をゆっくり巻いていると、
「ガツン」と根掛かりのような衝撃が、
ただ、・・・
ゆっくり動きます。
年に1回あるかないかの “超” 大物のアタリです。
その後、20分くらい慎重にやり取りをしましたが、
底から全く上がってきません。
たった5cm 上げることも困難な状態でした。
これまでの釣り歴からわかるのですが、
独特のひき方、重さ、速さ、
70cm 近いロックトラウトという魚にほぼ間違いありません。
ボートを固定するロープに引っかからないよう注意しながら、
20分以上格闘、
どうしようか迷った挙句、
少しチャレンジし、その姿を確認しようと竿を少し持ち上げた瞬間、
猛然とダッシュ!・・・。
あっさり根(推定水深 10m 位にある障害物)に潜りこまれ万事休す・・・。
今冷静に考えると、
まだまだ余力のある魚を甘く見てしまった、
それに尽きます。
あと、10分か20分、私の忍耐力があれば、
どうなったでしょうか?。
こういう時にいつも思うことがあります。
日頃の行いをさらに改めようと・・・。
もう一つ、
釣りに来れていること自体が、
幸せなのだと。
時々ブログを訪問してくださる方にも感謝!です。