院長ブログ
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2013年12月31日、竹田城にて
2013年の大晦日、
今年最後の夕陽を、
朝来市の竹田城で眺めながら、
今年1年を振り返っていました。
1年間、無事に診察を終えることができたのは、
毎日頑固で我儘な私をサポートし、
見守ってくれている、
家族、
狭い空間で、
どんなに遅くなっても愚痴ひとつ言わず、
静かに、
粛々と、
迅速に、
かつ、
明るく対応してくれる、
スタッフ、
待合室や診察室が、
最新のデザインでも広くて快適な訳でもなく、
場所もアクセスの良い駅前でもなく、
専用の駐車場があるわけでもなく、
時に待ち時間が長くなる時があるにも関わらず、
それでも、
当院に通院してくださる方々、
そしてここには書ききれませんが、
私の仕事や生活に関わる、すべての人々、
皆さん、ひとりひとりのおかげです。
本当にありがとうございました。
私はブログを書くのが得意ではなく、
更新も少ないのですが、
時々訪問していただいている方がいます(少ないですが・・・)。
その方々にも感謝の1年でした。
私は毎日、
10年前はもちろん、
1年前、
1か月前、
そして昨日の自分の行動を反省しつつ、
毎日1歩ずつでも前進できるよう心がけ、
診療し、
生活しています。
この1年間、
診療や生活に対する私の想いが、
上手く伝えられなかった方々も多いと思いますが、
来年はしっかりと理解していただけるよう、
さらに努力するつもりです。
2013年、あまり良い思い出のない方も多いと思います。
2014年が、
皆さんにとって、
平和で、
健康で、
楽しい時間が少しでも増えるようお祈りしつつ、
2014年を迎えようと思います。
12月8日、国立競技場で想う
今日、初めてサッカーの聖地、
東京の国立競技場に行ってきました。
1年で最も残酷な試合、
J1昇格プレーオフ、
京都 vs 徳島
の応援です。
試合は序盤から軽快なパスワークで京都は敵陣でボールを支配、
このまま圧倒するかと思ったのも束の間、
前半終了前に、
コーナーキックからあっさり徳島に先制されました。
そしてカウンターから追加点を献上、
最近課題とされていた決定力の足りなさがその後も続き、敗戦。
2年連続3位でのJ2残留というつらい結果なりました。
正直、試合終了直後はかなりへこみましたが、
徳島の選手の真剣さがピッチから直接伝わってきたこともあり、
やむをえない敗戦だと受け止めることができました。
徳島の選手、スタッフ、サポーターの皆さん、
四国初のJ1昇格、本当におめでとうございます。
来年こそは昇格できるように、
これからも京都サンガを応援します!。
皆さんは、12月8日と聞いて、
何を思い浮かべられますか?。
1941年12月8日は、
日本が真珠湾を攻撃し、
あの戦争が始まった日です。
ただ、
私にとっては、
亡くなった祖父、
横村庄一郎を、
1年で最も強く思い出す日です。
祖父は、開戦の日から終戦まで最前線で軍医として従軍、
長い長い戦いの後、
捕虜になった後、
ようやく帰国することができました。
孫にあたる小学生の私に、
戦争に関してほとんど語ることのなかった祖父は、
この事実だけは繰り返し私に話してくれました(※)。
(※)12月8日に真珠湾攻撃よりも早い時間に、
マレー半島に上陸したんやで。
真夜中に小舟に乗ってなあ(※)。
そして、その話をする時は必ず、
本当に優しい、満面の笑顔でした。
こんな大切な日に、
サッカーの応援になんか行っていいのだろうか?、
かなり考えましたが、
大切な日だからこそ、
戦争のない平和な日本だからこそ、
初めての国立競技場、
おそらく、改修前に行ける最後の国立競技場に行こうと思いました。
今の日本は、
前の日はあんなにある法案の問題点がトップニュースで長時間扱われていたのに、
翌日には何事もなかったかのように、
別のニュースの報道に一転、
これを予想した、確信犯的な強硬採決の日程だったのか?、
と、つい考えてしまいました。
凄惨な戦場の現場については多くを語らなかった祖父ですが、
生前の俳句や文章をしっかりと受け継ぎ、
そして、
消えることのない心の傷を抱えているはずなのに、
誰よりも優しく感じた、あの笑顔を忘れずに、
これからも一日一日を大切に生きていこうと思います。
4年に1度の「妄想」
昨日、私は4年に1度の「妄想」にふけっていました。
それは、
「たった一人で勝手にW杯組み合わせ抽選」です・・・。
今までは、紙に各国の代表の国名を1つずつ紙に書いて、
「くじ引き」しながら、
「おーっ!」
と盛り上がっていました(病気でしょうか・・・)。
今年は、インターネットでの「シュミレーター」を発見してしまったので、
早速、使ってみました。
その結果、
日本は、
ホームブラジルと同じA組!、
残る2チームはイタリアとフランス!、
これ以上ない最強の組み合わせです。
さらに、結果のシュミレーションまで(ランダムスコアですが・・・)できてしまいます。
日本はブラジルに次いで2位で決勝トーナメントへ、
そして、
完全アウェイのブラジルと決勝で再戦です!(完全に病気ですね・・・)。
ところが今朝、衝撃のニュースが流れました。
2014年、ブラジルW杯の組み合わせ抽選の方法が公表され、
原則、FIFAランキングから考えると欧州枠から外れ、
強豪と対戦する組に入るはずだったフランスが、
なぜか?欧州枠に滑り込み、
欧州9チームの中から、
1チームがランダムに別の組に加わる、
すなわち、
フランス“大”優遇(いつものことでしょうか・・・)の、
ありえない強豪ぞろいの組み合わせの生じる可能性が出てきました。
昨日の「妄想」の時間は何だったのか・・・と思う反面、
「ブラジル・オランダ・イタリアと同組!」(個人的な希望です・・・)
などと直ちに再「妄想」、
そして、
今から12月6日深夜の抽選がさらに待ち遠しくなるのでした・・・。