院長ブログ
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忘れられない涙
今、
2017年8月31日、19:00過ぎです。
2018 FIFA W杯、アジア最終予選、
日本 vs オーストラリア、
先発メンバーが発表されました。
GK:川島
DF:長友、昌子、吉田、酒井(宏)
アンカー:長谷部
インサイドハーフ:井手口、山口
FW:乾、大迫、浅野
サッカーの試合は、
開始からロスタイムまで、
何がおこるかわからない競技ですが、
負けたら出場がかなり厳しくなるこの大一番で、
ハリルホジッチ監督は、
かなり大胆なシステム・先発選手の変更をしてきました。
一体、
どんな試合になるのでしょうか。
きっと何かが起こります!。
今日は木曜日なので、
当院は休診日、
録画ではなく、
LIVEで観戦できます!(お仕事の方、すみません…)。
では、
TVの前で、
恒例の正座をして応援してきます!。
いよいよ、キックオフです!。
~前半観戦中:PCオフにします~
これも恒例、
音声は全くオフ、
実況、解説なしです(試合に集中したいので)。
前半、
両チーム共、
シュートがポストに当たる息詰まる展開、
ただ、
オーストラリアは引き分けでも良いというような?展開、
このまま前半0-0かと思われた前半41分、
井手口選手のパスから、
長友選手のクロス、
相手DFの間にすっと抜け出した浅野選手が、
落ち着いて、
GOAL!!!。
音声を消していたので、
オフサイドかと思いましたが、
リプレイを観たら、
完璧なゴールでした!。
今から後半、
最終予選では、
全ての試合で先制されたことはない、
のに、
何度も、
追いつかれ、
逆転されてきました…。
あっという間に、
ハーフタイム終了、
では後半、
応援してきます!。
~後半観戦中:PCオフにします~
後半開始、
前半と違い、
日本はオーストラリアに押し込まれる展開…。
1-0 のまま、
後半15分、
後半30分、
終了まであと15分か…、
滅多に出ない、手には汗、
長い…、
などと思っていたら、
後半37分、
左サイド、
乾選手から交代で入った、
原口選手のパスカット、キープのこぼれ球から、
井手口選手が中央にドリブルで持ち込み、
強烈なシュート、
GOAL!!!。
勝った!。
TVの音声をオンにし、
正座も解除、
試合終了まで、
至福のひととき?です。
このまま試合終了、
日本代表、W杯出場決定です!!!。
それにしても、
大一番で大抜擢の、
21才、
ガンバ大阪の、
井手口選手、
スタミナ、
攻撃、
守備、
フリーキックのキッカー、
MOMでしょうか。
あの落ち着きと、
風格、
中田英寿選手が代表入りした時のような衝撃です。
ハリルホジッチ監督の采配も、
素晴らしい!!!。
4年(あるいは8年?、12年?)に1回しか味わうことのできない、
サッカーおたくのTV観戦報告。
興味のない方には、
どうでもいい話ですよね…。
試合終了直後、
ハリルホジッチ監督、
そして
長谷部キャプテン、
2人の涙!。
とんでもないプレッシャーがあるのでしょうね。
一生忘れられないゲームとなりました。
日本代表の皆さん、
W杯本大会も、
活躍を期待しています!!!。
わからなくても
2017.08.23 | 医療,医院からのお知らせ,院長ブログ,ドラマ
現在(2017年8月23日)、
夏期休診中となっております。
毎年、GWやお盆休みの前後、年末年始に、
少し長めの休診とさせていただいております。
来院されたことのある方はご存じと思いますが、
当院は、少人数の職員と医師で診療を行っております。
職員の方には、
定期的に、きっちり休んで、
体も心もしっかり充電していただくよう心がけています。
休み明け、8月25日(金)からは通常どおりとなりますので、
ご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いいたします。
休診日が続く前には、必ず1人は患者さんに質問されます。
このようなやりとりが先日もありました。
「先生、海外にでも行かれるんですか?」
「行かないんです…旅行も行かないのに(休んで)すみません…」
今年の夏休み期間は、
東は東山区(墓参り)、
西、南は淡路島北部沖、
北は伊根町沖、
に日帰りで出かけた以外は、
ずっと自宅にいました。
家でたまっていたドラマの録画を観ていると、
以下のような台詞(正確ではないかもしれませんが…)がありました。
「医者の重要な仕事の一つ、痛みを取り除くこと。
そのために医者は勉強し、あらゆる手段を講じる。
しかし、患者の痛みを正確に理解できる医者は一人もいない。
痛みとはその人でなければ決してわからないものだから。」
患者さんの症状は、
「痛み」
だけではありません。
疾患の種類・重症度が違うのはもちろん、
年齢、
性別、
その方が置かれている環境、立場、
似たような病状であっても、
その症状(つらさ)をどう感じるかは全く違います。
そして、
その苦痛を、
どう感じ、
受け止め、
表現し、
向き合うか、向き合わないのか、
そのパターンは、AIでも計算できない位、無数にあるため、
機械はもちろん、
医師だけでなく、
家族や親しい知人、
この世に存在する全ての「他者」に、
100%その気持ちがわかることなどないのです。
でも、
本人にしかわからないその気持ちに、
できるだけ近づくよう努力し、
何か良い方法はないか、
一緒に考え、
最善の方法を提案する、
医師として、これだけは常に心がけていなければならないと日々考えています。
長く休診にしてしまい、申し訳ありません。
25日からまたよろしくお願いいたします。